ゲルマニウムは血行促進に本当に効果があるのか

血行促進の重要性

まず、多くの女性の悩みである「冷え性」から説明します。そもそも人間の体は、冬でも夏でも一定の体温(36度~38度)に保つ働きがあり、この体温調節は、3つの仕組みで行われています。

 

まずは皮膚にある感知器で「寒い」という感覚をキャッチします。次にこの「寒い」という感覚が脳に送られることによって、視床下部というところから全身に体温を保つ指令がホルモンや自律神経を介して行われます。

 

そして、人間が生きていく上で重要な、栄養や酸素を行き渡らせる血液の流れが滞ると、うまく体に必要なものが運べなくなってしまいます。この体温調節機構がうまく働かなくなる状態のことを、「冷え症」と呼びます。

 

冷え症の原因は環境から体質面、女性ホルモンの分泌や自律神経の乱れ、血行不良などといったさまざまな要因があり、その最も有効な改善策が、血行を良くすることです。

 

また男性の代表的な悩みといえば、薄毛や抜け毛といった毛髪に関するものがありますが、これも血行が重要な要因の一つです。血液のはたらきは酸素・栄養素を細胞に補給することと、不要となった老廃物を運ぶことにあります。

 

健康で血液の循環が良い身体は、栄養素と老廃物の交換がスムーズで、新しい細胞の生成が活発となり、ヘアサイクルも活性化されるからです。